私の周りは認知症になって亡くなる人が多く、認知症の介護経験者でもあります。

認知症になると本人もつらいですが、支えている周りの家族は本当に大変ですよね。

そこで今回は認知症の症状妄想の種類や問題行動の対応は何か、治療は薬が良いか、原因も紹介していきたいと思います。
 




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認知症の症状妄想の種類や問題行動の対応は?

まずは認知症の症状妄想の種類や問題行動の対応は何かについて紹介していきます。

多くの認知症の方にあらわれる症状に妄想がありますね。

妄想症状といっても、妄想にも種類があるのでそれぞれの種類を紹介し、対応方法も紹介していきますよ。

嫉妬してしまう妄想

認知症嫉妬妄想
嫉妬してしまう妄想とは、妻または夫が他の人と男女の関係を持っているのではないかと思ってしまうことです。

嫉妬してしまう種類の嫉妬妄想はこんな人がなりやすいです。
嫉妬妄想

・病気で体が自由が効かず、行動に制限がある。
・介護されることに屈辱を感じているプライドの高い人。
・捨てられるかもしれないと孤独感を感じてしまいがちな人。
・夫や妻に異性として見られてこなかった人。
・人間関係が希薄で友達などが少ない人。

 

嫉妬する対象は、介護をしている人や家族に向けられやすい傾向があります

私の友人も一生懸命旦那さんの母親を介護していたのに、旦那さんの母親から嫉妬妄想で浮気相手だと責められて辛い思いをしていました。

一生懸命義母のために介護をしているのに、悲しいですよね。

嫉妬妄想の対象者になってしまうと、介護を拒まれたり、酷くなると暴力をふるわれたりして介護をしていくことが難しくなってしまいます。
嫉妬妄想つらい
もし嫉妬妄想が始まってしまったらどんな風に対応をしたら良いのかを紹介しますね。

嫉妬妄想の対応方法

嫉妬妄想が始まった場合は、無理に自宅で介護をしようとせずにデイサービスなどを利用するようにしましょう
デイサービス認知症
デイサービスに行っている間は、奥さん(旦那さん)とは離れるようにしてください。

そしてデイサービスなどから帰ってきた時に奥さん(旦那さん)から「あなた、他の女性とイチャイチャしてきたんじゃない?」とやきもちをやく演技をしてもらいましょう。

演技でも何でも認知症の人が「やきもちをやいている。」と感じると、気持ちが満足して嫉妬妄想が少なくなっていきます。

また、孤独感を感じると嫉妬妄想も強くなっていきますので、家族も「あなたが必要。」「大事なんだよ。」というような言葉をかけ続けてください
介護を声掛け
もし、嫉妬妄想の対象者に自分が選ばれてしまった場合は、距離を置いて別の人に介護をお願いして気持ちをクールダウンさせてくださいね。

物を盗まれた妄想(物盗られ妄想)

物取られ妄想
物を盗まれた妄想は、財布やお金、自分が大事にしているものなどを盗まれたと妄想してしまうことです。

私の祖母は病院の薬を「盗んだ!」と騒ぎ、薬局にも電話をしていたことがありますね。

結局、その時は祖母の実子にあたる親戚の人にお願いして来てもらい事情を説明して、祖母に説得をしてもらいました。

すっごく疲れました。

物を盗まれた妄想になりやすい人はこんな人です。
物盗られ妄想なりやすい人

・昔お金のことで苦労をしてきた人。
・介護してもらっている人との関係が悪く、人の上に立ちたい人。
・依存したくない人。

 

物を盗まれた妄想の対象になりやすい人は、嫁や介護者の場合が非常に多いです。

いくら認知症だからといって「盗んだ!」と疑われるのは辛いものですよね。

物盗られ妄想の対応方法

物盗られ妄想の対応方法は、同情して一緒に探し、違う話題をふったりして気をそらすことです。

否定をするとどんどんイライラして逆上してしまいます。

「お金がなくなったの!大変だ。一緒に探しましょう!」といって実際に探すと疑われなくなってきますよ。
一緒に探す認知
また、本人が好きな話をして話題を変えると気持ちがおさまりやすくなりますね。

普段から会話を増やして、話をよく聞いてあげることで物盗られ妄想も減少していきます。

認知症の治療は薬?

次は認知症の治療は薬なのかを紹介します。

認知症の治療は確かに薬もあります。

私の祖父は認知症の末亡くなりましたが、薬を飲んでいても認知症が治るというわけではありません。

認知症の症状が悪化しないようにすることと、進行状況を遅らせることが目的だと医師が話していましたよ。
認知症薬
薬を服用しつつ、過去に大好きだったものや趣味などを行うように声掛けなどをして心の安定をはかります

また、今日は何日なのかという簡単な質問をして頭を働かせて認知症と向き合わせていきますね。

薬も合う合わないがあるので、何度も病院を受診して薬を調節してもらっています。

もし今薬を飲んでいなくて認知症症状が酷い人は一度病院を受診して聞いてみたら良いですね。

認知症の原因は?

最後に認知症の原因について説明します。

認知症の原因は主に4つにわかれていますね。

1.前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は、脳に異常な細胞が集まってしまい、側頭葉と前頭葉が縮んでしまうことをいいます。
前頭葉側頭葉
原因は未だにはっきりしていません。

2.アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は脳に不要なタンパク質が溜まり、脳に萎縮がおきてしまいます。

原因は年齢や遺伝だけでなく、高血圧や糖尿病の人もなりやすいといわれていますよ。
アルツハイマー認知

3.レビー小体型認知症
レビー小体型の認知症がまだ原因がわかっていません。

4.脳血管性認知症
脳血管性認知症は、脳梗塞などで血管に異常がおきて脳の働きが低下してしまうことをいいます。
脳梗塞から認知症

脳血管性認知症は、糖尿病や高血圧の人もなりやすく悪化もしやすいので注意が必要ですね。

認知症の原因は普段の生活に深く関わってきます

生活習慣を見直して、糖尿病や高血圧になりにくい健康な体をつくるようにしましょうね。
 
 

以上、今回は

  • 認知症の症状妄想の種類や問題行動の対応は?
  • 認知症の治療は薬?
  • 認知症の原因は?

について紹介しました。

認知症は介護をする人や家族の対応の仕方もとても大事になってきます。

時にはいろいろな人に頼りながら日々の生活を送るようにしてくださいね。