歓迎会や忘年会、飲み会などがあるとお酒を飲むことが多いかと思います。

楽しく飲むお酒は良いことですが、飲酒で運転することは非常に危険です。

今回は、飲酒運転の罰金はいくらか、払えない場合は分割できるのか、同乗者はどうなるのかについて説明します。




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飲酒運転の罰金はいくら?

飲酒運転は、酒酔い運転、酒気帯び運転、飲酒検査拒否、ひき逃げで罰金の金額が違います

お酒を飲んでいる量だけでなく、万が一飲酒運転で事故をおこしてしまった時のことを想定して飲酒運転の罰金金額が4つにわかれているのです。
飲酒運転罰金

酒酔い運転の罰金

酒酔い運転とはアルコールによって運転ができない恐れがある状態で、飲酒運転の中では最も罪の重いものをいいます。

酒酔い運転はアルコールの量に関係なく、ろれつが回るか、真っ直ぐ歩けるか、酒臭さはどうかで総合的に判断されます。

酒酔い運転か酒気帯び運転かの判断は警察が決めます。

酒酔い運転は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金で、酒酔い運転の相場は60万円~70万円です。

こちらが警察庁のホームページ画像です。
警察庁ホームページ
飲酒運転罰則100万円高額

酒気帯び運転の罰金

酒気帯び運転は体の中のアルコール量で2つに分けられますが、罰金はどちらも同額になります。

次の写真のような機械に息を吹き込んでどれくらいアルコール量が体内に入っているのか調べます。

飲酒運転調べる呼気検査

体内のアルコール量が0.15mg~0.25mg未満の場合と、0.25mg以上の場合はどちらも3年以下の懲役と50万円以下の罰金です。

ちなみに、罰金額は同じですが0.25mg以上のアルコール摂取だと点数が25点加算されるので、一度飲酒運転をしただけでも免許取り消しになってしまいます。

アルコールの呼気量ですが、体重65kgの男性の場合だと、どれくらいで飲酒運転となってしまうのかを具体的に紹介したいと思います。

ビール325ml(350ml缶を飲むとアウトですね)
日本酒98ml(おちょこ3杯程度)
ワイン135ml(ワイングラス1杯程度)
ウイスキー(コップに指2本分程度)

酒気帯び運転の場合は初犯だと罰金相場は30万円~40万円で、初犯でなければ罰金相場は40万円~50万円となります。

飲酒検査拒否の罰金

飲酒運転の検査を求められた場合、素直に検査を受ける人は良いのですが、中には拒否をする人もいます。

その場合は道路交通法第118条の「警察の検査を拒否した人や検査を妨げた人は50万円以下の罰金」に触れることになります。

飲酒運転でひき逃げの罰金

飲酒運転でひき逃げ事故をおこした場合は非常に重大な罪になります。

ひき逃げをしてしまった場合は、100万円以下の罰金に7年以下の懲役、3年間の運転免許書取り消しという罰がつくことになります。

ひき逃げをした相手が死亡してしまった場合は、20年以下の懲役となりますね。


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飲酒運転の罰金が払えない場合は分割できる?

飲酒運転をしてしまうと罰金額はかなり高額な請求が来ます。

しかし、罪なので罰金は一括で支払わなければいけません。

例えば入院中や病気中で、どうしても飲酒運転の罰金を支払うことが困難な場合は一度検察庁へ相談をしてみるしかありません。

飲酒運転は刑事罰になるのですが、罰金を徴収するのは実は警察ではなく検察庁なのです。
飲酒運転罰金支払えない検察庁

担当の検察次第で、罰金の支払いが分割になったりすることもありますが、基本的に罪は罪なのでしっかりと償うように、分割支払はありえません。

では、飲酒運転の罰金を支払えない人はどうなるのかといったら…そう、労役をすることになります。

労役は1日に相場は5,000円で、罰金支払額に達するまで労役場で働かなければいけないというわけです。

労役場は刑務所や拘置所などと併設した場所にありますよ。
飲酒運転罰金支払えない労役

例えば、罰金額は20万円だとすると20万円から5,000円を割ってみましょう。

罰金20万円の場合で40日の労役義務が発生します!

100万円だと、200日!半年以上ですね…。

飲酒運転は絶対にしてはいけないことだということが罰金の金額の高さを見るとよくわかりますね。


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飲酒運転の同乗者はどうなるの?

飲酒運転をしていた本人ではなく、同乗者はどうなるのでしょうか?

同乗者は運転をしていなくても道路交通法第65条に引っかかってしまうんです。

道路交通法第65条によると「運転をする可能性がある人にお酒を勧めてもいけないし、お酒を飲んでいることを知りつつ同乗してもいけない。」ということなんですね。

運転者が酒酔い運転をしていた場合、同乗者は2年以下の懲役か30万円以下の罰金を支払わなければいけません。

また、運転者が酒気帯び運転をしていた場合、同乗者は3年以下の懲役か50万円以下の罰金を支払わなければいけません。
飲酒運転同乗者罰則
同乗者が免許を取得していなかったとしても、罰金は支払う形になります。

以上、

  • 飲酒運転の罰金はいくら?
  • 飲酒運転の罰金が払えない場合は分割できる?
  • 飲酒運転の同乗者はどうなるの?

を説明しました。

飲酒運転は罪が重く、しかも罰金額が非常に高額です。

飲酒運転によるひき逃げや死亡事故も多数発生しているように、飲酒運転は絶対にしてはいけないことなのです。

呑んだら乗るな。」ですね。

気をつけましょう。