お風呂の大掃除の方法

築10年くらいになる我が家、少し前まで新しくてキレイだと思っていたのですが、お風呂場の掃除を少しサボっている間にカビが!

これはマズイと思い、ブラシでゴシゴシ洗うのですが、細かい目地などに生えたカビはなかなか落ちません。

何かいい方法はないのかと思い、カビ退治の方法を調べてみました!

お風呂場の場所ごとの掃除のやり方もまとめたので参考にしてみてください。




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カビが発生する3つの条件

カビ退治の方法の前に、カビが発生する条件を紹介します。

まずは倒すべき相手のことを知っておきましょう。
 

<カビが発生する3つの条件>

カビが繁殖するのに大きな条件が3つあります。

それは「温度」「湿度」「栄養」です。

逆に言えば、この条件が揃わないようにすればカビは生えにくくなります。

では、それぞれの条件についてもう少し詳しく説明します。

<温度> 20~30℃

温度が20~30℃のときにカビは繁殖しやすくなります。

だから夏場などはカビが発生しやすいのです。

対策としては、お風呂の後はシャワーの水で壁や床を流して浴室を冷やしておくといいでしょう。

浴室を冷やすための冷水シャワー

<湿度> 65%以上

湿度が65%以上になるとカビが発生してきます。

お風呂に入っていないときでも、密閉されたお風呂場の湿度は65%以上あり、お風呂に入ると90%を超えるそうです。

カビの発生しやすい湿度の高い浴室

対策としては、換気扇を24時間回しっぱなしにしておきます。

そしてお風呂上がりに、タオルで水を拭き取って乾燥しやするとよいです。

特に梅雨の時期などにやっておくと効果的です。

<栄養> 皮脂・石鹸カス

カビにとっての栄養は、皮脂や石鹸カスです。

対策としては、お風呂上がりに床や壁をシャワーで流すとよいでしょう。
 

では、次にカビ退治の具体的な方法について紹介します。

お風呂の大掃除!カビ退治の方法!

カビを退治するには大きく2つの方法があります。

それは
「50℃以上で熱する」
「カビ取り剤などの洗剤を使用する」

という方法です。

それぞれ詳しく説明します。

50℃以上で熱する

カビはただの汚れではなく、です。生き物です。

カビは50℃以上の熱に触れると、タンパク質が変性して死んでしまいます。

なのでカビを倒すだけなら50℃以上のお湯をシャワーでかければOKです。

カビ退治のための50℃以上のシャワー

カビを完全に死滅させるためには「50℃のお湯を90秒」かけます。

なぜ90秒なのか説明します。

タイルの目地やゴムパッキンの奥に入り込んだカビのほとんどは、表面から1ミリ以内にいます。

50℃のお湯を90秒間かけることで、表面から1ミリ奥まで熱を伝えることができ、カビを死滅させることができるのです。
 

・カビ予防の場合
先程は1ミリ奥まで熱を伝えるために90秒間必要でしたが、「直接」であれば、カビは50℃のお湯を5秒間かければ死んでしまいます。

なので、カビの生えてないところや、カビを除去した場所は、「50℃のお湯を5秒」かければカビは生えてきません。

カビの胞子が成長するまで1週間~10日間ほどなので、「1週間に1回、50℃のお湯を5秒」かけることで、カビ予防ができます。

 

カビを退治するだけなら50℃のお湯だけでもできますが、カビは死んでも黒いまま残ってしまいます。

タイル目地やゴムパッキンなど、なかなか落ちないカビにはカビ取り剤などを使用します。

カビ取り剤などの洗剤を使用する

カビ取り剤各種
 

まず、カビ取り剤の種類と特徴を紹介します。

市販されているカビ取り剤には、大きく分けて「塩素系漂白剤」「酸素系漂白剤」の2つがあります。

両方とも、除菌や漂白の効果がありますが、効果の強さが違います。

時間が経って根を張った頑固なカビには、効果の高い塩素系が良いです。

ただし、塩素系漂白剤には強い塩素臭があり、酸性の洗剤と混ぜると有害ガスが発生するため、取り扱いには十分な注意が必要になります。

小さなお子さんやペットがいる家庭では、臭いもなく塩素系より安全性の高い酸素系がおすすめです。

それぞれの特徴を紹介します。

塩素系の特徴

・アルカリ性の液体
・除菌、漂白効果がとても高い
・塩素臭がする
・酸性の洗剤と混ぜると危険

 

<代表的な塩素系漂白剤>

カビキラー(ジョンソン)
塩素系漂白剤のカビキラー

 

酸素系の特徴

・弱アルカリ性の粉末
・塩素系よりも劣るが、除菌、漂白効果が高い
・臭いもせず、酸性の洗剤と混ぜても安全

 

<代表的な酸素系漂白剤>

酸素系漂白剤(コープ)
代表的な酸素系漂白剤

 

カビ取り用洗剤以外にも、人や環境に優しい「重曹」「クエン酸」などの洗剤もカビ取りに使えます。

塩素系や酸素系のカビ取り剤によりも、効果は劣りますが、臭いもなく手で触っても安全なのが良いところです。

重曹・クエン酸の特徴

・環境や体にやさしい
・塩素系、酸素系よりも洗浄効果は劣る
・臭いがなく、手で触っても安全

 

<代表的な重曹>

重曹ちゃん(カネヨ石鹸)
重曹ちゃん

 

<代表的なクエン酸>

暮らしのクエン酸(ミヨシ石鹸)
暮らしのクエン酸

 

<カビ取り剤を効果的に使用するポイント>

カビ取り剤の効果を高めるために抑えるポイントを2つ紹介します。

1.洗剤をカビに密着させる
2.時間を置いて洗剤を浸透させる

洗剤をカビに密着させるために、カビ取り剤が染み込んだキッチンペーパーなどでパックしたり、洗剤が乾かないように食品用ラップでカバーをすると効果的です。

カビ菌を完全に死滅させるために、カビ取り剤を浸けた状態で時間を置き、洗剤を浸透させると良いです。

すぐにブラシで擦ったり、洗い流したりしてしまうと効果が弱くなってしまいます。

 
では次に、お風呂場の場所ごとの掃除のやり方を紹介してきます。

・鏡・蛇口
・天井
・床・壁
・ゴムパッキン
・排水口

という順番に紹介します。

お風呂の大掃除!鏡・蛇口の掃除のやり方!

お風呂の鏡・蛇口
 

鏡や蛇口についた酷い水垢汚れには、クエン酸スプレーを使用します。

キッチンペーパーにクエン酸スプレー(酢でも可)をかけて染み込ませます。

それを鏡や蛇口に貼り付けて、数時間置いておきます。

クエン酸を染み込ませたシートを貼り付けた鏡

クエン酸を染み込ませたシートを貼り付けた蛇口

数時間後にペーパーを取り、スポンジなどで軽くこすればキレイになります。
 

<クエン酸スプレーの作り方>
クエン酸スプレーは水200mlに小さじ1杯のクエン酸を混ぜてスプレー容器にれれば完成です。

お酢をスプレー容器にいれるだけでもいいです。

酢は醸造酢など100均で売っているもので大丈夫です。

 
日々のお手入れには、100均などで売っているメラミンスポンジを使うと手軽に掃除できます。

お風呂の大掃除!天井の掃除のやり方!

お風呂の天井

天井はきれいに見えてもカビが潜んでいて、成長して天井から胞子を撒き散らします。
1ヶ月に1回ほど掃除して、常に清潔にしておきましょう。
 

まず、クイックルワイパーのようなフローリングワイパーにキッチンペーパーをつけます。
キッチンペーパーをつけたフローリングワイパー
 

そのキッチンペーパーに消毒用のアルコールを染み込ませ天井を拭き取ります。

天井にアルコールを直接吹きかけると自分にかかったり目に入ったりする危険があるのでシートにかけます。

フローリングワイパーで天井を拭く様子
 

カビ取り剤を染み込ませる方法もありますが、高い位置に塩素系漂白剤などを塗り込むのは危険な面もあるので、安全性を考えて消毒用のアルコールがおすすめです。

お風呂の大掃除!床・壁の掃除のやり方!

お風呂の床や壁

表面についてるだけのカビは、中性洗剤や水を使ってスポンジやブラシで擦るだけで洗い流せます。

しつこいカビにはカビキラーなど塩素系のカビ取り剤を使います。

洗剤を付けてすぐに擦っても汚れはなかなか落ちないので、洗剤を吹き付けた後は、しばらく時間を置きます

置いておく時間はカビ取り剤の商品の説明に従ってください。
 

カビ取り剤の効果を高めたい場合は洗剤をかけた上からラップをするといいでしょう。

塩素系の洗剤を使用するときは、目よりも高い場所にスプレーすることは避けましょう。目に入ると危険です。

換気もして、垂れ落ちた液体もしっかり洗い流すようにしてください。

お風呂の大掃除!ゴムパッキンの掃除のやり方!

カビの生えたお風呂のゴムパッキン

ゴムパッキンにカビの根が生えてしまうと、なかなか落ちません。

しかもゴムパッキンは柔らかいので、ブラシなどでゴシゴシ擦ってしまうと小さな傷ができてしまいます。

そこにカビや汚れが入り込むと、ますます汚れが落ちにくくなります。

拭き取る場合は柔らかいスポンジや布を使いましょう。
 

ゴムパッキンについたカビには、ハイターなどの塩素系漂白剤片栗粉を混ぜ合わせ、ペースト状にしたもの使います。

片栗粉と混ぜることで、洗剤をカビに密着させてしっかりカビを落とします。
 

塩素系漂白剤と片栗粉のペーストを作るとき、手が荒れないように手袋をします。
塩素系漂白剤と片栗粉

そして、洗面器などの容器に片栗粉と塩素系漂白剤を1:1で入れます。
塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜる様子

ペースト状になるまで手で混ぜて完成です。
塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜてペースト状にした様子
 

ペーストをカビの生えているところに塗り込みます。

塗り込んだ部分にラップをして密閉します。

塩素系洗剤はとても乾きやすいので、乾きを防ぐためにもラップをすると効果的です。

ラップをしたら20分ほど置いてから、ラップを外してシャワーで洗い流します。

長く置いておくと塩素でパッキンが痛んでしまうので、長時間放置するのは避けましょう

カビキラーにはゴムパッキン用のカビキラーもあるので、それを利用するのもいいでしょう。

お風呂の大掃除!排水口の掃除のやり方!

お風呂の排水口

排水口はお風呂場でも一番汚れがひどくなる場所です。

まずは、表面に溜まっている髪やゴミを取り除きます。

そうしたら、排水口に粉状の重曹を全体にふりかけます。

その上から、鏡・蛇口の掃除でも紹介したクエン酸スプレーを吹きかけます。

すると重曹とクエン酸が反応して炭酸が発生しシュワシュワと泡立ちます。(炭酸ガスは無害です)

1時間ほど放置して強めのシャワーで流すと汚れが落ちます。

残った汚れは古い歯ブラシなどでこすり落とします。
 

以上、カビ退治とお風呂場の掃除のやり方を紹介しました。

お風呂場のカビを何とかしたい!という人の役に立てたら嬉しいです。

カビや水垢の汚れなどは、長く放置するほど掃除が大変になります。

毎日のお風呂のときに、ちょっと手間をかけておくと、結果的に後が楽になります。

・お風呂から出る前に、壁や床をシャワーで洗い流す。
・浴槽の汚れは冷えて乾くと、落ちにくくなるので、お風呂後の温かいうちに中性洗剤などを使って洗う。
・全体を冷水で流し浴室の温度を下げる。
・できれば最後に水を拭き取って乾燥させる。
・カビ予防に「1週間に1回、50℃のお湯を5秒」かける

 
以上のようなことをしておくと、お風呂場がキレイな状態で維持でき、カビと無縁の生活ができるかもしれません。

掃除の後は、カビのいない気持ちいいお風呂にゆっくりつかって、一日の疲れをとってくださいね。